ポル・ポト伝



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底知れないロマンチスト

 20世紀におきたジェノサイドの中でも、カンボジアでおきたそれは、同一民族間の出来事であり特異性がある。1970年代に貨幣を廃止した世界を創ろうとした。生まれた場所と時代が違えば、毛沢東と呼ばれたかもしれない。取材を含め著者の想像を絶する努力により書かれた、ポルポトに関する最高の本。
 しかし、それを読んでも、ボル・ポト像を明白にすることはできなかった。なぞの人物である。
 なお、出版社に”お”をつけて音読するのは差し控えたい。
カンボジアに行く人必読

生涯を通じて自分の個性を意図的に表に出さなかったといわれているポルポトの実像を知ることのできる名著だとおもいます。

元米国外交官である著者が、ポルポトの実像に、膨大な資料をもとに学者らしく客観的に迫っています。ポルポトの素顔にできるだけ近づこうとする筆者の試みはかなり達成されていると感じました。

ポルポトの経歴を通じて、ベトナム、中国、アメリカとの関係を含めた冷戦構造の中でのカンボジアの近代史も、理解できました。
資本主義、共産主義についても考えさせられました。

カンボジアとベトナムの戦争の原因について、ポルポトとベトナム、中国、アメリカ、さらにはソ連の力関係から説明がなされています。詳細な事実背景にかけ、やや不満が残りますが、それは、この本の意図!するところではないのでやむをえないですかね。



めこん
ポル・ポト 死の監獄S21―クメール・ルージュと大量虐殺
ポル・ポト〈革命〉史―虐殺と破壊の四年間 (講談社選書メチエ 305)
わたしが見たポル・ポト―キリングフィールズを駆けぬけた青春
悲しきアンコール・ワット (集英社新書)