世界バブル経済終わりの始まり──実践・臆病者のための黄金の投資学



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鵜呑みにするのは危険

筆者の予言通り、サブプライムローン問題を震源として世界バブル経済は崩壊しつつある。
そこまでは予言通りで、凄いことだと思う。

しかし、普通に考えて、筆者の言う金の大暴騰は起きないんじゃないかな?

世界バブル経済崩壊で、原油等の資源が暴落し、
金を含むレアメタルも暴落するというのが自然な考えではないか。

いいと思います。

本屋で立ち読みして即買いました。とてもいい本だと思います。著者のブログもよく拝見しておりますが、大変参考になります。他のレビューでも批判される面もありますが、人それぞれなのでいいと思います。結果で言うと著者の意見を真に受けて著書の主張しているポジションを取って本の何十倍か元は取れました。
毎日地震が来るといえば預言者になれる

この人毎日暴落暴落と言うだけ
ネットでは馬鹿にされています
そりゃ金鉱山やってるから株は落ちてほしいんだろうが、毎日言うなよ
去年なんてニューヨークは暴落するといつも言ってたが結局30%くらい上げた
参考にならないね

大変まっとうなシナリオ

最近の株価低下を見ていると,日本は海外よりも下げがきついのだが,逆に海外よりも楽観論が多い.楽観論は耳に快く人々に受け入れられやすいからだろうか.証券会社は楽観論をばらまいて自分たちだけ売り抜けようとしているか,あるいは証券市場の冷え込みをおそれているのだろうか.きちんとした情報は案外すくない.

2月の暴落のときはニューヨークタイムズにクルーグマンがバブルが崩壊したと書き,8月の急落の後はスティグリッツが深刻であると書いた.サブプライム問題はきっかけであり,アメリカでは住宅担保融資にもとづく消費は減少するからアメリカの実態経済に影響はあるはずで,アメリカに輸出する多くの国の実態にも強い影響はある.この本はその点を指摘した大変まっとうな内容の本である.

ただBRICSの需要の強さが,その下ぶれを打ち消すだけの力があるかどうかを比較してほしかった.

代替手段は金だけではないので,金を強調しすぎるので星一つ減点.
帯通り予言の書ではないけど...まあ、妥当な内容

 前著「アメリカ経済終わりの始まり」と内容はほぼ同じでペーパー経済に見切りを付け金を買え、という内容だ。冒頭から中国の株暴落(2007.2月)の話をし、サブプライムローンでの株暴落を警鐘する。実際本書のようになり本書の帯は予言が成就したとか本書でも私一人が、と威勢の良い言葉ばかり並ぶが、中国株の暴落やサブプライムローンの焦げ付きはもうすでにその1年以上前から心配されていたことであり、経済の素人でも知っていたことだ。だから、本書でのように著者が得意がるのはどうかと思う。
 ただし、威勢のいい文面に反して、内容は常識的。そんなに違和感のあることは書いていない。著者の言う通り金を買ってみてもよいだろう(さすがに本書を鵜呑みにして3-5割の財産を金の購入するのは...精々1割程度にしてね)



講談社
アメリカ経済終わりの始まり──脱ペーパーマネー経済時代の超資産運用論
無法バブルマネー終わりの始まり──「金融大転換」時代を生き抜く実践経済学
脱・金融大恐慌1993-2008
日本文明・世界最強の秘密
いまなぜ金復活なのか―やがてドルも円も紙屑になる