スパイスが効いて本当においしい気分
生活の中でしょっちゅう使う何気ない表現って、意外と学校では教えてくれないものが多い。著者は、大学での学問的な勉強をベースにして、さらに生活の中で膨らませた英語の世界を、この本に詰めてくれました。こんなに楽しくて簡単でしょ?いっしょにいかが?と軽く語りかけられている感じが、とてもいいです。もちろん、英語の表現が一段こなれて上手になると思います。
余白を多用したoutstandingなレイアウト!!
巻末に英和の索引があったなら5点でした。187頁の「こういうのはどう」と提案する時(わたしもネイテイブ が使うのを聞いておぼえたんですが)の表現ですが、いきなり ”Tell you what." でもいいけれど主語をつけて"I tell you what" でもいいんですよね。 著者の濱田さんの留学経験に基づく生きた表現が紹介されているのがとても いいです。また、問題用のフォントのポイントが大きくて、とりかかるのに心理的負担を感じさせない、素晴らしいつくりとなっていると思います。 読者を意識して読む気にさせる巧みな本で、レベルを問わずにみんなに薦めたい好著です。
文法にコンプレックスがある人にお勧め
小中学校で英語を教えています。この本は、文法に苦手意識をもち始める中学生に噛み砕いて教えるのぴったりです!材料・作り方・食べ方などを使って、「あーらこんな簡単に文ができちゃった!」という感じ。教科書に書いてある基本的文法が、スラスラと楽しく頭に入っていきます。それでいて応用にもきく。この本のアイディア頂きです☆ちなみに、ここに載っている例文はかなり使えると思います。ごく日常的なものなので。中学生には難しいけどね。この本は、中学で英語を諦めた方にお勧めの本です。文法が気になって話せない!って人にも。
今までにはないタッチの英文法の本
英文法の本というと、一般的にはSVOなどの文型から始まり、決まりきった順番で書かれていて面白くなく、私の場合はいつも途中で投げ出してしまいました。しかし、この本は説明の順番など、今までにはないタッチで書かれており、読んでいて楽しく、一気に最後まで読んでしまいました。またよく使われる会話の例が、多く取り入れられており、英会話の本としてもよくできていると思います。料理の話なんかも出てきたりして、女性とか料理好きの男性には最適です。
やっとしっくりくる本発見!
〜英文法と自然な英語がうまく融合された本です。最近、中学生レベルの英文法を大人用に噛み砕いて書かれた本がたくさん出ていますが、どうも使われている英語が教科書的で、かなり拒否反応がありました。でも、この本の英語は、どれもネイティブがよく使うものが素材になっていると思います。別に料理に興味がなくても、説明する方法論として使われているだけ〜〜なので(料理にちなんだコラムもありますが)、誰でも違和感なく読めるのではないでしょうか?個人的に大きな発見だったのは、つなぎの英語で紹介されている関係詞や疑問詞の使い方レシピです。学校で習った「2文を1文にする」という説明の仕方ではなく、あくまでも自然な思考の流れに沿って使えばいいんだ、ということを感じることができました。これで、苦手〜〜意識のあった"who"や"which"も、手軽に使えるようになれそうです。第二段、出ればいいな!〜
朝日出版社
元気になあれ!―幸せになる魔法の英語 パワーフレーズの英語力―ネイティブが教える会話の極意 (Sho‐pro books) 英語の敬語 英語のセンス ネイティブに学ぶ英語術 英語速読第1歩―辞書なしで読める25のエピソード
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