トヨタvs.ベンツvs.ホンダ―世界自動車戦争の構図 (講談社プラスアルファ文庫)



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世界経済は、メガコンペティションの時代に突入している。それは自動車産業も例外ではない。本書は、これまでに大きく方向転換をしたトヨタ、ベンツ、ホンダを中心に、自動車産業の歴史をひも解き、世界中のメーカーが統合合併を繰り返す現在に至るまでの経緯と、今後の自動車業界について述べている。

世界の自動車マーケットは大きく分けて3つある。北米大陸、ヨーロッパ、そして日本を中心とするアジアだ。これらのマーケットにはそれぞれ特色があり、各メーカーにもマーケットごとに得手不得手がある。さらに今日では、消費者ニーズの多様化と交通事故の増加および環境破壊の問題が、各社の研究開発費の増大を招き、経営状態を不安定なものにさせていった。そこで各メーカーが出した答えが、お互いの弱点の補うための技術提携、統合合併である。フォードのマツダ買収に始まった統合劇で、いまや世界の自動車メーカーは、GM、ルノー、ダイムラー、トヨタ、フォード、フォルクスワーゲンの各グループの傘下に収まってしまった。独自路線を進んでいるのはホンダとBMWだけである。21世紀の各社の生き残りをかけた競争は始まったばかりだ。

今後は環境への配慮、安全性を大きく重視した魅力ある車作りが生き残りへのカギだろうと著者は述べる。自動車業界の今後を見通すためのヒントを満載した、貴重な1冊である。(松長泰広)




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